ロシアによる「いわゆるウクライナ侵攻」に寄せて・緊急提言 – Urgent Proposal for Russia’s “So-Called Invasion of Ukraine”

  • 一人の犠牲者も増やさないことは、だれもが願うこと。そのために今自分自身にできることを考えてみませんか?
  • 自分の所属する会社や仲間どうしで、戦争を止めるアイディアについて、話題にしてみませんか?
  • 一人でも、いや、むしろひとりから、声をあげてみませんか?
  • 一度に結論が出なくても、遅すぎることはないと、考えてみませんか?
  • ほかの国のことで済まないという、現実感を共有しませんか?
  • 核戦争を含めた、破滅的シナリオを想定する必要性から目を背けないことが必要ではないでしょうか?

ロシアによるウクライナ侵攻が長引いています。
多くの人命が失われ、すでに泥沼状態。テレビでの戦況報道は、どのチャンネルも戦前に本大本営発表のようです。

わたしが知りうる範囲においても、財界や知識人、宗教界などの、日本の心ある皆さんが、戦争を止めるために様々な努力をされてきたことを認識し、敬意と感謝の気持ちをお伝えしたいと考えてきました。

先日プーチン氏が演説した内容を文字で確認した時、日本政界が丸ごと、ファシスト統一戦線として認識されていることを知りました。

ゼレンスキー氏の国会演説を一方的に歓迎・応援し、かつて日本の戦前には、自ら命を落としても闘ったとされる共産党さえも、ロシア・ウクライナ双方の本音を引き出し、戦争を止めるような、役割を果たせていないことは、とても残念です。

アメリカから武器が大量投入されても、NATOが陰に陽に影響力を強めても、見かけ上、ウクライナが戦果を挙げたように見えても、今以上に犠牲者が増えることは明白です。

一部には、NATOが直接参戦することがあれば、プーチンが全面戦争に踏み出すと語る人もいます。

現状の国際連合は、仲裁のための努力を重ねていますが。停戦や戦争終結のめどは立っていないようです。

わたしは2003年10月、視覚障害者団体が企画した核兵器廃絶のロビー活動に参加する機会をいただきました。
自前では十分な準備ができない中、日本原水協という伝統的な核兵器廃絶運動団体のご担当者には、たくさんの配慮をいただきました。
現地の視覚障害者との交流を仲介してくださったニューヨーク在住の日本人の友人にも感謝しています。
そして、私たちに最終的な決断を後押ししてくれ、現地にまで同行してくれた若者がいたことも忘れられません。

国連メキシコ大使からは、「わたしたちは、核兵器廃絶と、障害者の権利条約実現に向けて国連で活動しています。あなた方の活動は、私たちにとっても、大変励ましになります。」と声をかけていただきました。
当時ホワイトハウス前での監視・抗議活動を続けていた活動家からは、「核兵器廃絶の、日本の視覚障害者の取り組みから大変励まされました。」との感想でした。
さらには、アメリカの視覚障害者の招待をうけ、参加した、ニューヨーク市立大学を会場にしたイベントの中で、私たちの国連へのロビー活動が紹介され、核兵器廃絶の願いを共有できたことは、大きな喜びです。

わたしは現在、この戦争を止めるための独自のチャンネルを持てずにいます。
このことに関して、痛恨の反省を持っています。
まだ若者と呼ばれたころ、ロシアが大好きで、何度も足を運んでいるという人と知り合いになりました。
非常に勉強熱心で、教育者だった彼とは、様々なことを語り合いました。
ロシアの魅力を経験に基づいて生き生きと語ってくれたのは、彼が初めてです。
その後、私なりにロシアを知りたくて、ドストエフスキーの長編に取り組むことになります。
そのようなきっかけをくれた彼には、今も感謝の気持ちを持っています。

残念なのは、個人的なお付き合いを続けることができなかったので、連絡を取りうことはかないません。
この戦争について、彼なりの問題意識を持ち、何らかのつながりをロシアの皆さんと持っていることでしょう。
もしかすると、同世代の彼は、まだ普通に暮らせるといわれるロシア国内にいるかもしれません。

一人では何もできない、日本の一視覚障害者より。あなたの声をお聞かせください。

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“ロシアによる「いわゆるウクライナ侵攻」に寄せて・緊急提言 – Urgent Proposal for Russia’s “So-Called Invasion of Ukraine”” への4件の返信

  1. こんにちは。日本在住・千葉県の三瓶和寿と申します。
    以下は、書き下ろしたブログ記事です。
    Hello. My name is Kazuhisa Sanpei of Chiba Prefecture and lives in Japan.
    Below is a blog post I wrote.

    ロシアによる「いわゆるウクライナ侵攻」に寄せて・緊急提言 | 「しゃべりば・つどい」のサイト
    https://tudoi.biz/stop_battle_from_japanese_visually_impaired_suggest/#content

    Urgent Proposal for Russia’s “So-Called Invasion of Ukraine” | “Talking, Tsudoi” site
    https://tudoi.biz/stop_battle_from_japanese_visually_impaired_suggest/#content

    一人の犠牲者も増やさないことは、だれもが願うこと。そのために今自分自身にできることを考えてみませんか?
    自分の所属する会社や仲間どうしで、戦争を止めるアイディアについて、話題にしてみませんか?
    一人でも、いや、むしろひとりから、声をあげてみませんか?
    一度に結論が出なくても、遅すぎることはないと、考えてみませんか?
    ほかの国のことで済まないという、現実感を共有しませんか?
    核戦争を含めた、破滅的シナリオを想定する必要性から目を背けないことが必要ではないでしょうか?

    It is everyone’s hope that not a single victim will increase. Why don’t you think about what you can do for yourself now?
    Why don’t you talk about the idea of stopping the war with your company and friends?
    Why don’t you raise your voice alone, or rather, from one person?
    Even if you don’t come to a conclusion all at once, why don’t you think it’s never too late?
    Why don’t you share the reality that you can’t get away with other countries?
    Isn’t it necessary not to avert our eyes from the need to envisage catastrophic scenarios, including nuclear war?

    ロシアによるウクライナ侵攻が長引いています。
    多くの人命が失われ、すでに泥沼状態。テレビでの戦況報道は、どのチャンネルも戦前に本大本営発表のようです。
    わたしが知りうる範囲においても、財界や知識人、宗教界などの、日本の心ある皆さんが、戦争を止めるために様々な努力をされてきたことを認識し、敬意と感謝の気持ちをお伝えしたいと考えてきました。
    先日プーチン氏が演説した内容を文字で確認した時、日本政界が丸ごと、ファシスト統一戦線として認識されていることを知りました。
    ゼレンスキー士の国会演説を一方的に歓迎・応援し、かつて日本の戦前には、自ら命を落としても闘ったとされる共産党さえも、ロシア・ウクライナ双方の本音を引き出し、戦争を止めるような、役割を果たせていないことは、とても残念です。
    アメリカから武器が大量投入されても、NATOが陰に陽に影響力を強めても、見かけ上、ウクライナが戦果を挙げたように見えても、今以上に犠牲者が増えることは明白です。
    一部には、NATOが直接参戦することがあれば、プーチンが全面戦争に踏み出すと語る人もいます。
    現状の国際連合は、仲裁のための努力を重ねていますが。停戦や戦争終結のめどは立っていないようです。

    Russia’s invasion of Ukraine has been prolonged.
    Many lives have been lost and we are already in a quagmire. As for the coverage of the war situation on TV, it seems that all the channels were announced by the main headquarters before the war.
    To the best of my knowledge, I have been recognizing that Japan’s heartfelt people, including the business community, intellectuals, and religious circles, have made various efforts to stop the war, and I would like to express my respect and gratitude.
    When I checked the contents of Mr. Putin’s speech the other day in writing, I learned that the entire Japanese political world is recognized as a fascist united front.
    It is a great pity that even the Communist Party, which unilaterally welcomed and supported Zelenskiy’s speech to the Diet and is said to have fought even if it took its own life before the war in Japan, has not been able to fulfill its role in bringing out the true feelings of both Russia and Ukraine and stopping the war.
    Even if a large number of weapons are thrown in from the United States, even if NATO increases its influence in the yin and yang, even if Ukraine seems to have achieved victory, it is clear that the number of casualties will increase even more than now.
    Some say that if NATO were to enter the war directly, Putin would go to all-out war.
    Although the United Nations is currently making efforts to mediate. There seems to be no prospect of a ceasefire or an end to the war.

    わたしは2003念10月、視覚障碍者団体が企画した核兵器廃絶のロビー活動に参加する機会をいただきました。
    自前では十分な準備ができない中、日本原水協という伝統的な核兵器廃絶運動団体のご担当者には、たくさんの配慮をいただきました。
    現地の視覚障碍者との交流を仲介してくださったニューヨーク在住の日本人の友人にも感謝しています。
    そして、私たちに最終的な決断を後押ししてくれ、現地にまで同行してくれた若者がいたことも忘れられません。

    In October 2003, I was given the opportunity to participate in a lobbying campaign for the abolition of nuclear weapons organized by a group of the visually impaired.
    While we were unable to make sufficient preparations on our own, we received a lot of consideration from the people in charge of the Japan Gensui Kyokai, a traditional organization for the abolition of nuclear weapons.
    I am also grateful to my Japanese friends living in New York for mediating exchanges with local visually impaired people.
    And I will never forget that there were young people who helped us make our final decision

  2. 国連メキシコ大使からは、「わたしたちは、核兵器廃絶と、障碍者の権利条約実現に向けて国連で活動しています。あなた方の活動は、私たちにとっても、大変励ましになります。」と声をかけていただきました。
    当時ホワイトハウス前での監視・抗議活動を続けていた活動家からは、「核兵器廃絶の、日本の視覚障碍者の取り組みから大変励まされました。」との感想でした。
    さらには、アメリカの視覚障碍者の招待をうけ、参加した、ニューヨーク市立大学を会場にしたイベントの中で、私たちの国連へのロビー活動が紹介され、核兵器廃絶の願いを共有できたことは、大きな喜びです。

    The Mexican ambassador to the United Nations said, “We are working at the United Nations to abolish nuclear weapons and realize the Convention on the Rights of Persons with Disabilities. Your work is very encouraging for us.” I was asked.
    An activist who was continuing to monitor and protest in front of the White House at the time said, “I was greatly encouraged by Japan’s efforts to abolish nuclear weapons for the visually impaired.”
    Furthermore, we are delighted that our lobbying activities for the United Nations were introduced at an event held at the City University of New York, which we participated in at the invitation of the visually impaired in the United States, and that we were able to share our wish for the abolition of nuclear weapons.

    わたしは現在、この戦争を止めるための独自のチャンネルを持てずにいます。
    このことに関して、痛恨の反省を持っています。
    まだ若者と呼ばれたころ、ロシアが大好きで、何度も足を運んでいるという人と知り合いになりました。
    非常に勉強熱心で、教育者だった彼とは、様々なことを語り合いました。
    ロシアの魅力を経験に基づいて生き生きと語ってくれたのは、彼が初めてです。
    その後、私なりにロシアを知りたくて、ドストエフスキーの長編に取り組むことになります。
    そのようなきっかけをくれた彼には、今も感謝の気持ちを持っています。

    I don’t have my own channel right now to stop this war.
    I have a bitter remorse for this.
    When I was still called a young man, I got to know someone who loved Russia and had visited it many times.
    He was very studious and an educator, and we talked about various things.
    It was the first time he had spoken vividly about the charms of Russia based on his experiences.
    After that, I wanted to know Russia in my own way, so I worked on a feature film by Dostoevsky.
    I am still grateful to him for giving me such an opportunity.

    残念なのは、個人的なお付き合いを続けることができなかったので、連絡を取りうことはかないません。
    この戦争について、彼なりの問題意識を持ち、何らかのつながりをロシアの皆さんと持っていることでしょう。
    もしかすると、同世代の彼は、まだ普通に暮らせるといわれるロシア国内にいるかもしれません。

    Unfortunately, we were unable to continue our personal relationship and we will
    not be able to keep in touch.
    I am sure that he has his own awareness of the issues of this war and has some kind of connection with the Russian people.
    Maybe he’s of his generation in Russia, where he is said to be able to live a normal life.

    一人では何もできない、日本の一視覚障害者より。あなたの声をお聞かせください。

    You can’t do anything alone, more than a visually impaired person in Japan. Let us know what you think.

  3. 見識も哲学も貧弱な私ですが、感じていることを書き込んでみます。

    ウクライナ東部の親ロシア派の街にロシア軍が駐留し、ウクライナ軍との衝突が徐々に激化し、ウクライナのNATO入りの動きと相まって、ロシアのウクライナ侵攻が始まってしまいました。

    モルドバ東方の沿ドニエストルは元々モルドバの一部で、親ロシア派が多かったため、モルドバとは別国家として独立を宣言し、ロシア軍が駐留して武力衝突が起こらないよう監視しているそうです。
    もしモルドバがルーマニアとの併合を望み、NATOに加盟するようなことになれば、モルドバは第二のウクライナになるかも知れません。
    国家間の武力衝突が起こらないよう、モルドバのように、多くの国々が熟慮の上外交を進めていることを知りました。

    さて、中国のなかに、台湾という場所があります。
    中国と対立関係のアメリカは、台湾に多くの武器を買わせ、軍事力強化を煽っています。
    ウクライナもモルドバも中国も、国際法上、国内対立に他国の軍が介入している問題のように私には見えます。

    日本政府はアメリカに煽われて、沖縄を軍事要塞化しています。
    台湾有事。これをウクライナのロシア侵攻に当てはめると、以下のようなキャスト構成になると思います。
    中国がウクライナ役、台湾と沖縄がロシア役です。

    毎日毎日マスコミでは、ロシアバッシングが繰り返されています。「ウクライナ頑張れ」という番組もたくさん見かけます。
    しかし台湾有事について、アメリカと日本バッシング、中国頑張れという番組はほとんど見かけません。
    ある意味、中国が我慢強く、台湾を説得しようと努力している成果かも知れません。
    ウクライナは「中国のように」「モルドバのように」、別の道を選ぶことはできなかったのでしょうか。

    起きてしまった侵攻は、簡単に終熄しないことを私たちは知っています。それでも終熄に向かわせるために、歴史をしっかり見ていくことが有効ではないでしょうか。
    私は、ウクライナの人々の安全のために、あえて苦言を述べています。「身から出たさび」なんてつもりはありません。
    ただ、通り一辺倒の武力反撃では犠牲が拡大するのに、私はただの傍観者でいいのかと心を痛めているのです。

    足下に目を転じると、私たち日本に住む者が、日本政府のプロパガンダにただ流されていると、台湾有事を誘発してしまうかも知れません。
    「世界中のみなさん、日本に武器を送ってください」「食べ物よりも武器です」「私たち日本民族は、最後の一人になっても民族の誇りに書けて戦い続けます」
    そんなことを叫ばなくてはならない日がこないように、思いつく限りの取り組みをしたいと思う今日この頃です。

    • 貴重なご意見をありがとうございます。
      改めて、私も、お書きのことを学ばせていただきます。
      このような公式な場所に、勇気をもって投稿いただいたことに感謝します。

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