ジェーティーアール製点字プリンター「ESA300Pro」のメンテナンスが、2022年3月に終了します。
既に5年前に製造中止された本製品は、高速片面印刷を安定して実現した国産点字プリンターとして、点字図書館、点字出版所、盲学校などで、活用されてきました。
メンテナンス終了について、該当ユーザー宛てには個別にご案内が届いていると思います。
堅牢で高性能な製品であるが故、できるだけ、使い続けたいというお声も伝わってきます。
各ユーザーの条件に合わせ、以下のようなご対応を提案します。
- サポート期間内にオーバーホールを依頼して、できるだけ最良の状況を作り、故障するまでお使いいただく。
- 後継機種の「ESA300X」を新規に購入し、切り替える。
ジェーティーアール製点字プリンター「ESA721 Ver95」は、15年前製造のモデルまでは修理いただくことが可能です。
「ESA721」の製品名を冠にした製品は、大きく3世代に分かれます。
- 「サイレントプリンター ESA721,およびターボ」: 点図印刷機能がない。
- 「New ESA721」: 点図印刷機能がある。
- 「ESA721 ver95」: 点図印刷機能がある。
メンテナンスが終了しているのは、1、2、および3の15年以上前の機種です。
今後、同製品を使い続ける尾予定のある方は、製品印字のシリアルナンバー(数字)をご確認の上、メーカーにお問い合わせください。
シリアルポートしかない古い点字ディスプレイでも、Bluetooth接続が可能になるソリューションを、有償でご提供します。
私どもの独自調査で、シリアルポートしか搭載されていない点字ディスプレイでも、パソコンとのBluetooth接続をできるようにする方法がわかりました。
日々お忙しい現場のお手数を軽減し、使いやすい環境を提供すべく、個別の対応を準備中です。