持ち家の袋小路を舗装道路にした住民運動

20年弱にわたり住んできた中古の持ち家の前の私道。引っ越した時は、砂利道でした。4メートル幅で、奥行きが100メートルほど、接する住宅は12世帯です。袋小路を所有していたのは、私を含めた3世帯と、離れた住所の合計6人。そのうち2人は連絡先が不明でした。

雨が降ると大きな水たまりがあちこちにできて、大変歩きにくい状態。砂利を補充するのは時々市がやってくれるものの、まもなく状態は悪くなるのを繰り返していました。私道であるため、舗装はもちろん、都市ガス、本下水などもめどが立たない状況でした。

私が、この地域の自治会組長になった時、道の問題を解決できないかと調べるうち、6人の所有者全員が市に寄付才能をすれば、市の道になり、解決することがわかりました。ところが、所有者の二人はすでに亡くなっており、相続手続きがされていないことが判明。いよいよ手詰まりかという時に、以前、住民に代理で所有者の事情を説明に来た不動産屋がいたことを思い出し、連絡。交渉が始まりました。

所有者の代理人は、相続人への同意を取り付ける代わりに、私たちで合計100万円を支払うことを要求。その額が、妥当かどうかで私たちで議論が白熱しました。市の担当者も交えて検討した結果、私道の離れた所有者への支払いは妥当だとの結論に達しました。代理人は多くの相続人の合意を取り付け、支払いもおおむね無事に終了しました。

寄付才能が終わると、舗装、本下水、都市ガスが設置され、今までの課題が一気に解決しました。