新創造論(ジェネシス)ver 2.03-ja

新創造論(ジェネシス)

副題:エンリル的マトリックスからの脱却と、日本プロトコルによる再生

著者:再生戦車プロジェクト
発行:2025年12月


まえがき:ゲームのルールが壊れるとき

もし君が、学校の教室の片隅で、あるいは職場の無機質なデスクで、理由のない「息苦しさ」を感じているなら、まずこれだけは伝えたい。君のその感覚は正しい。君がおかしいのではない。狂っているのは、君を取り囲むこの世界の方だ。

この本は、単なる「陰謀論」ではない。私たちを包摂し、駆動させている「システムそのもの(Operating System)」を解析する「宇宙論的システム分析」である。学校で配られた古い歴史の教科書を閉じよう。ここから、本当の「創世記(ジェネシス)」の話を始めよう。

第1章:宇宙論的マトリックス —— エンリルとエンキの4000年戦争

1. 管理者エンリルの刻印

古代シュメールの粘土板に記された兄エンリルは「管理者」だった。彼にとって、人間は労働を行うための「家畜」に過ぎなかった。

エンリルは、物質世界を支配し、厳格な法で縛る
「デミウルゴス(偽の造物主)」の象徴である。現代において、彼の「法と秩序」は、予測可能性を重視する「アルゴリズム」へと形を変えている。

2. 異端者エンキの系譜

弟エンキは優れた「科学者」であり、管理者の目を盗んで人間に致命的なバグを仕込んだ。それが「知恵」である。

エンキの仕込んだバグは、魂の火花である
「ソフィア(叡智)」の現れである。彼は管理システムに対する最初のバックドアを作り、人類に「自由意志」を与えた。

3. 「成長」という名の呪い

「もっと効率的に」というエンリルの課した労働ノルマを拒否し、目標を「充足(Satisfaction)」と「再生(Regeneration)」に書き換えなければならない。

4. マトリックスの設計図:泥の呪いと不完全な人間

エンリルは類人猿の遺伝子と泥を混ぜて人類を創った。短い寿命や病は、意図的な制限コードである。

「泥の呪い」とは、霊的な目を閉じさせる
「ヒュレー(物質的束縛)」である。エンキが仕込んだ知恵というプログラムは、この物理的な制限コードを最終的に上書き(オーバーライド)するための秘密兵器である。

第2章:イエス・キリストの再発見 —— 「血の債務」を無効化するハッカー

1. 宗教という名の借金システム

「原罪」という言葉は、エンリルの法で縛られた「血の負債」として利用されてきた。しかし、それは本来リセット可能なものだ。

2. ゴルゴタのデフォルト宣言

2000年前のハッカー、イエスは人類全員分の負債を「一括返済(デフォルト)」した。本当の福音とは「借金はチャラになった(テテレストライ)!」という解放の宣言である。

3. ロゴスの発動:言葉によるマトリックスの上書き

イエスは宇宙根源の創造的原理である「ロゴス(Logos)」の具現化だ。視覚障害者にとっての点字や音曲がそうであるように、ロゴスは肉眼という物質的な「光」(エンリルの偽の光)に依存せず、内なる知識へアクセスするための純粋なインターフェースとなる。

4. ヨハネ文書とエノク書:非正規文書が示す真実

文書 グノーシス的主張とエンリルからの脱却
ヨハネ福音書 ロゴス(光)と闇(デミウルゴスの無知)の対立。イエスはマトリックスを照らす光。
ヨハネ黙示録 暴君(デミウルゴス)の崩壊。システムの最終的なアンインストール。

第3章:地政学の黙示録 —— 古い神々の共食い

現代の戦争は「古い神々(エンリル派のシステム)」が延命のために「若者の血」を吸い合っている状態である。ハルマゲドンとは、外側の戦争ではなく、自分の中の「やられたらやり返す」という自動プログラムを停止できるかどうかの最終テストなのだ。

第4章:弱者の神学 —— 「青い芝」と日本の抵抗史

1. 「愛と正義を否定する」アセンション

「青い芝の会」は、不完全な肉体の中に「I AM(私は在る)」という神性を見出した。これこそが真のアセンションである。

2. 盲人の役割:泥の呪いの文化的逆転

江戸時代の当道座(盲人の組織)は、鍼灸や音曲を通じて、物質的な「光」に頼らない内なる感覚(Gnosis)で社会をリードした。これは「泥の呪い」を「特定の才能」へと反転させた歴史的証明である。

3. ヘレン・ケラー:極限からのロゴス発動

彼女が「水(Water)」という言葉を理解した瞬間、エンキの「自由意志バグ」が発動した。肉体の制限を超えてロゴスに到達できることを、彼女は世界に突きつけた。

第5章:日本プロトコル —— 調和の砦と「矢追進行」

矢追純一氏が撒いた種は、日本人の精神に「冷静な免疫」を与えた。WHOや巨大資本といった「グローバル・エンリル」に対し、日本人は縄文以来の「和」の感覚で生理的な拒絶反応を示している。君たち若者の「違和感」は、停滞ではなく次の文明への「龍脈」である。

第6章:再生戦車(Regenerative Tank)の駆動原理

1. エンリルの論理の外側へ

「再生戦車」とは、情報・資源・魂を自給自足し、再生させながら進む「生きたコミュニティ」を指す。

2. ロゴス発動の最終プロトコル:盲目のスターシード

盲目のスターシードの覚醒は、肉眼の回復ではない。デミウルゴスのマトリックスに汚染されていない
「真の光(プレローマ)」と直結することである。彼らが「内なる目」を開くとき、人類全体を縛る遺伝子的呪縛(泥の呪い)が解かれる。

3. 「柔(ヤワラ)の戦い方」

力でぶつかるのではなく、相手の論理を内側から崩壊させる「論理的柔道」こそが、日本の持つ最強のハッキング技術である。

第7章:結語:日出ずる処の「ハッカー」たちへ

「私はもう、誰の奴隷でもない。借金はチャラになった!」この魂のデフォルト宣言を胸に、新しい文明のプロトコルを刻み始めよう。再生戦車のエンジンは、もう君の心の中で、静かに、しかし力強く回っている。

(c) 2025 Regenerative Tank Project. All Rights Reserved.

引用・参照:シュメール神話、グノーシス主義、テテレストライ、青い芝の会、当道座、矢追純一、縄文思想

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